たくさんの都市公園が整備された名古屋市名東区は、美しい景観を楽しめ、子育て環境も良好です。
新興住宅地も多く、名東区に移住する若い世代も増えています。
しかしお子さまを持つファミリーが引っ越しする際、学区内にどのような小学校があるのか気になりますよね。
この記事では名東区の名東小学校区に引っ越しを考えている人に向け、名東小学校の概要や教育目標を詳しく紹介します。
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まずは名東区にある名東小学校の概要や歴史についてみていきましょう。
名東小学校は、名古屋市名東区亀の井3丁目にある公立小学校です。
緑豊かな丘陵地に広がる住宅街のなかにあり、たくさんの児童が日々学業に励んでいます。
1970年(昭和45年)4月に名古屋市立西山小学校の分校として成立し、1973年(昭和48年)に名古屋市立名東小学校として独立しました。
校名は「地名としてふさわしい」「知名度が高い」「名古屋の東の学校」「優しく親しみやすい」という由来から付けられています。
西山小学校から独立する前、どのような名前にするか児童や保護者から募集したところ、このような意見が挙がったそうです。
しかし当時はまだ名東区という地名はなく、名東小学校のある地域は千種区でした。
名東区になったのは1975年(昭和50年)なので、時代を先取りした校名だったといえるでしょう。
概要
名東区名東小学校の概要は、以下の通りです。
●所在地:名古屋市名東区亀の井3丁目134
●アクセス:名古屋市営地下鉄「一社」駅から徒歩約15分
名東区名東小学校の児童数
2021年(令和3年)現在の児童数は以下のようになっています。
●1年生:学級数6、児童数196名
●2年生:学級数6、児童数200名
●3年生:学級数5、児童数158名
●4年生:学級数5、児童数180名
●5年生:学級数4、児童数159名
●6年生:学級数5、児童数195名
●ひまわり、すみれ:学級数3、児童数16名
学級数34、児童数1,104名のマンモス校です。
開校当初の児童数はわずか138人ほどでしたが、地下鉄の開通や公団への入居がはじまったことで学区の周辺に住宅が増え、児童数もどんどん増えていきました。
校章の由来
名東区名東小学校の校章は桜の花で、八重桜に「名東」の文字を中央に配しています。
桜は国の花であるとともに、万人に愛されている円満な花です。
校章の八重桜はこうした桜花のように、「人に愛され美しい心を持った大人に成長してほしい」という願いが込められています。
また「風雪に耐え、強く育った樹にこそ美しい花が開く」という意味も秘めているのも魅力です。
トワイライトスクールの設置校
名東区にある名東小学校の概要として、トワイライトスクールを設置している点も挙げられます。
トワイライトスクールとは放課後の教室を活用し、習字や手芸、読み聞かせや図書館の活用といったさまざまな体験活動をおこなう場所です。
名東小学校では北館の1階のプレイルームで実施され、保護者や地域の人のボランティアで成り立っています。
放課後も児童が安心して過ごせる場所があるのは、保護者にとってありがたいことです。
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名東区にある名東小学校のグランドデザインとは
名東区にある名東小学校のグランドデザインは、以下の通りです。
子どもが楽しんで登校する、保護者と地域から信頼される学校
明確な学校経営方針をかかげ、学校全体で児童をサポートしています。
令和3年度のキャッチフレーズは「わっほい、わっほい、笑顔いっぱい」です。
わっほいとは「わくわく、ほかほか、いきいき」とした気持ちを表し、それぞれつぎのような意味を持っています。
わくわく度アップ
なかまなビジョンを活かした授業を工夫し、TT指導、教科担任制による基礎学力の定着を図っています。
また担任や専科、外国語指導アシスタントによる外国語学習(3年生から6年生)や、図書室の有効活用を通し、読書指導も名東小学校におけるグランドデザインの特徴です。
さらに郷土や人とつながる体験学習の推進もおこなっています。
ほかほか度アップ
児童会や教職員が主体的にあいさつ運動をおこない、いじめのない学校にするため、学校生活アンケートや教育相談習慣を設けています。
思いやりの心を育てる異学年交流活動やペアタイムの設定など、心がほかほかするような取り組みを実施中です。
いきいき度アップ
基礎的生活習慣の確立や運動能力、体力向上の取り組みも、グランドデザインのテーマです。
外遊びの推奨や体育発表会の実施、食育指導などをおこなっています。
また危険予測や危険回避能力を養う各種訓練(防災訓練や防犯訓練、交通訓練やスマートフォン教室)があるのも、名東小学校の魅力といえるでしょう。
安心、安全な学校生活のためにおこなっていること
名東区名東小学校では、安心、安全な学校生活のために以下のこともおこなっています。
●新しい生活様式に対応した学校生活
●安全な登下校のための指導
●不審者対策(来校者の名札着用、門の常時施錠)
●安心メールの活用(災害時や緊急時)
●専門職、専門機関との連携
●給食における食物アレルギー対応
家庭、地域と連携した学校づくりのために取り組んでいること
さらに家庭や地域と連携した学校をつくるため、以下のことにも取り組んでいます。
●授業参観、個人懇談の実施
●各種たよりの発行やホームページの随時更新など、積極的な情報発信
●PTA(各種委員会)との連携
●行事後のアンケートや学校評価、学校評議員制を反映した学校づくり
このように名東区名東小学校では、具体的なグランドデザインをかかげています。
児童が楽しく通えるような工夫がたくさんあり、保護者との連携も大切にしているので、安心して通わせられるでしょう。
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名東区にある名東小学校の教育目標
最後に名東区にある名東小学校の教育目標を見ていきます。
知・徳・体の調和のとれた人間性豊かな児童の育成
また上記の教育目標とともに、以下の校訓も定めています。
強い子、優しい子、地球の子
強い子とは健やかな身体と、なにものにも屈しない意思の強さを発揮できる子で、優しい子とは思いやりの心や優しさ、親切心など豊かな心を持つ子です。
地球の子とはみずからよく学び、よく考え、広い視野と英知を育む子を意味しています。
また教育目標を達成するため、全教員が1度は研究授業に取り組んでいます。
校長だけでなくほかの教員が授業を見学し、つぎの授業に活かせるよう、意見を出し合いながら振り返りをおこなうのが主な内容です。
小学校全体で実践的な授業が増え、名東小学校でもその時流を受けているのだそうです。
たとえば6年生はある日、地球温暖化の影響を受けた小さな島をテーマにした授業をおこないました。
やがて沈んでしまう島に移住するか、今住んでいる場所にとどまるかをディスカッションし、自分の意見を出したり、人の考えを聞いたり受け入れたりする能力を身に付けています。
人の意見を聞き「なるほどね」と思える思考の幅を広げられるのが、名東小学校の特徴といえるでしょう。
このように名東区にある名東小学校では、児童たちが協同的に学ぶ、そのような教育目標を持っています。
児童それぞれに目標を持たせ、達成する喜びを味わわせてくれるのも、大きな魅力です。
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まとめ
この記事では名東区にある名東小学校の概要やグランドデザイン、教育目標を詳しくお伝えしました。
名東小学校は多彩なグランドデザインや明確な教育目標を持ち、実際に通っている(いた)人からも高評価を得ています。
名東区に引っ越しする際は、名東小学校付近の物件もぜひ検討してみてください。
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