そろそろ物件を購入しようか、とお考えの際には、その地域の小学校に入ったら子どもはどのような教育を受けて、どうやって過ごすのかは確認しておきたいですよね。
そこでこの記事では、名古屋市昭和区にある白金(しらかね)小学校について詳しくご説明します。
白金小学校の教育方針や、過去におこなわれた魅力的な体験授業について、また、学区や小学校卒業後に通うことになる中学校にも焦点を当てて解説します。
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白金小学校では「なかよく、しっかり、だいじに」という3つの言葉を校訓として、校内の石碑にも掲げられています。
教育目標は以下の3点です。
●挨拶がきちんとでき、礼儀正しく、思いやりの心を持って人と接することができる子
●自ら考え、課題解決に向けて努力しようとする子
●心身共に丈夫で、運動好きな子
このように、今後の人生において必要となる、自分自身で困難を切り開くような力を育てようという気持ちが伝わってきます。
また、学校教育努力点も設定されており、主題は「なかまとの対話を大切にし、ICTを活用して主体的に学ぶ子どもの育成~子ども一人一人に個別最適化された学びのある教室を目指して~」ということです。
最近はますます重要性が高まっているICT教育を積極的に取り入れ、かつ、画一的な学びではない、個人を大切にした教育をしていくということですね。
実際の現場でも、タブレット教育を中心に子どものやる気を引き出す授業をおこなっているようです。
1人につき1台のタブレットを配布し、インターネットを使いながら調べ学習やオンライン授業に取り組んでいます。
白金小学校のいじめ防止基本方針
白金小学校では、いじめを未然に防止し、早期発見、早期解決を目指すための方針が定められています。
いじめは「許されない行為である」という認識のもと、行内体制を整え、教職員一人一人の心構えから詳しく方針が決められています。
大人が気づきにくいいじめも多いことを認識したうえで、いじめを見逃さないための仕組み作りをしているのですね。
また、いじめの未然防止についても「道徳教育、人権教育」「授業づくり」「集団づくり」の3点から取り組んでいます。
相手の立場になって考えるという人権意識や、一人一人を取り残さない、わかる授業づくりに注力し、人と関わることの喜びや大切さを子どもたちに伝えています。
さらに、いじめの早期発見のためにも日常的な観察を大切にし、記名、無記名を場合によって使い分けた学校アンケートをおこない、保護者や地域との連携を密にしたうえで、教育相談も積極的におこなっています。
いじめが発覚したあとには、被害児童とその家族のプライバシーを尊重したケアなどをはじめとする多様な働きかけ方が決められています。
白金小学校ではこのように子どもをいじめから守るため、あらゆる方向からの対策が定められているのですね。
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昭和区白金小学校の魅力的な体験授業
白金小学校ではさまざまなことを考えられた魅力いっぱいの体験授業が開催されています。
ここではほんの一例として、2018年に開催された車いすバスケットボールの体験授業についてご紹介します。
車いすバスケットボール体験
パラリンピックでも注目が集まった車いすバスケットボールは、実は障がい者スポーツのなかでももっとも競技人口が多いスポーツです。
そんな車いすバスケットボールの一流選手を招き、白金小学校では体験授業が開催されました。
選手からは、車いすバスケットボールは世界80か国以上でプレーされており、日本でも100を超えるチームが存在することなどの興味深い説明のあと、選手たちによってデモンストレーションがおこなわれました。
デモンストレーションでは試合中の激しい衝突の再現や、車いすを素早く動かしながらの多彩なシュートなど心を強く惹きつけるもので、子どもたちの目は釘付け手になっていたようです。
気持ちが盛り上がったあとは実際に競技用の車いすに乗っての体験がおこなわれ、選手たちから操作方法は動きのコツを教わり、子どもたちも苦戦しながら車いすバスケットボールに挑戦していました。
白金小学校の先生方も様子を見ているだけでなく、試合に参加し、選手たちと一緒に体験授業を盛り上げてくれたそうです。
この授業で伝えたかった大切なことが最後に選手から紹介され、一人一人に可能性があり、失敗しても努力しながら挑戦し続けることを伝えられました。
このように白金小学校では、ただ座って授業を聞くだけでなく、専門の方を招いて実際に体験することを大切にしています。
話を聞くだけとは比べものにならないほど、メッセージを実感として受け止め、子どもたちにとっても大きな学びにつながったようです。
白金小学校にはバスケットボール部をはじめとして、サッカー部、野球部があり、好成績をおさめています。
この体験授業の経験も生きているのかもしれませんね。
その他の工夫された授業
白金小学校では体験授業だけでなく、英語教育にも力を入れており、外国人AETも効果的に取り入れた授業がおこなわれています。
教育方針にも取り入れられていることからもわかるように、白金小学校ではICT教育にも熱心です。
これからの時代に欠かせない最新の教育も積極的に取り入れ、未来に向けて活躍する子どもたちを育成しています。
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昭和区白金小学校の学区など概要
どの住所に住んでいる方が白金小学校に通うことができるのか、進学先の中学校、白金小学校の雰囲気や概要についてご説明します。
白金小学校の学区
白金小学校の学区は以下のとおりです。
●白金1~3丁目
●高辻町
●福江1~3丁目
名古屋市立小・中学校では通学する学校を自由に選択する制度を導入していないため、こちらの住所にお住まいでなければ白金小学校に通うことはできません。
白金小学校卒業後の中学校
小学校を卒業したあと、そのまま進学するならば名古屋市立円上中学校に進むことになります。
円上中学校では、東側の村雲小学校と、西側の白金小学校の2つの小学校区が合わさった学校区です。
円上中学校では知的障がい学級や自閉症・情緒障害学級も設けられています。
運動部と文化部がバランス良く活動しており、「たくましく、素直に」を校訓とする明るい中学校です。
白金小学校の概要と雰囲気
まず、白金小学校の住所はこちらです。
愛知県名古屋市昭和区白金2-2-5
白金小学校は1952年に村雲小学校から分離して開校しました。
白金小学校は近隣地域の他の小学校と比べても児童数が少なく、昭和区で一番規模の小さな学校です。
1学年1クラスの全6クラスで、全校児童数は約150人です。
そのため、アットホームな雰囲気があり、地域の方々との交流も多い特徴があります。
家庭との交流を大事にしているため、年に数回の親子清掃や、親子観劇会など、保護者参加型の行事が開催されています。
ただし保護者の負担が大きいと言われがちな旗振り当番や家庭訪問はないので、保護者としては気楽に参加できるのではないでしょうか。
地域活動と勉強のバランスが取れている学校として、近隣住民からの評判も高いようです。
白金小学校には制服もなく、子どもたちはのびのびと日々学びながら学校に通っています。
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まとめ
名古屋市昭和区にある白金小学校の教育方針などについてご説明しました。
白金小学校は少人数のアットホームな雰囲気のなか、さまざまな体験授業など工夫が凝らされた授業を通じて教育をおこなっています。
昭和区で物件をお探しなら、白金小学校区内を候補に入れてみてはいかがでしょうか。
昭和区内の賃貸物件をお探しの際には、ぜひ名古屋の賃貸専門サイト「チンタイドットコム」を使って、お気に入りのお部屋を見つけてくださいね。
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