未就学児や小学生のお子さまをもつファミリーにとって、転居先の小学校の沿革なども気になるところ。
さらに、お子さまを通わせる小学校のいじめ防止策やその他の取り組みについても事前にしっかり確認しておきたいですよね。
そこで今回は名古屋市名東区へ引越しをお考えのファミリーに向けて、名古屋市立猪子石小学校についての情報をまとめてご紹介!
猪子石小学校が取り組む発達障害通級指導教室「サポーレ」についてもお知らせしますので、ぜひご一読ください。
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まず、名東区にある猪子石小学校の沿革をひもとき、「猪子石」の地名の由来を確認しておきましょう。
猪子石小学校の沿革①学区の昔
ときは明治、現在の猪子石小学校学区は愛知郡猪子石村の一部で、大部分がうっそうとした山林でした。
猪子石村は昭和30年に名古屋市に合併、昭和37年頃から区画整理が始まりました。
区画整理後にはどんどん住宅が建って人口が増え、それを受けて昭和50年に名東区が新たに誕生しました。
猪子石小学校の沿革②猪子石小学校の開校
明治時代になってから全国に学制がしかれると、明治6年に香流小学校が誕生。
香流小学校の学区である猪子石地区はたいへん広い地域であり、昭和37年に区画整理が始まると、山がけずられ、土地がならされ、道がつくられて、一時は「猪子石砂漠」と呼ばれるほど広大で何もない宅地造成地となりました。
そんな猪子石地区も、昭和40年頃から新しい住宅が増えて大きな団地もできたことから、昭和47年に香流小学校が分校。
その後、昭和48年4月、その分校から独立開校したのが名古屋市立猪子石小学校です。
猪子石小学校の沿革③「猪子石」の地名の由来
猪子石小学校の名前にもなっている「猪子石」という地名はユニークで可愛らしいイメージですよね。
「猪子石」の地名の由来となるのが、旧猪子石村内の香流川をはさんだ北と南にある、猪によく似た猪子石。
猪子石は自然石で、北にある牡石は猪子石神社、南にある牝石は大石神社として奉られています。
「猪子石」という地名は、上記のような石があったこと、さらに旧暦10月の亥の日に各地の農村で「亥の子」を祝う行事があり、亥の子信仰と結びつき、そう呼ばれるようになったといわれています。
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名東区にある猪子石小学校のいじめ防止対策は?
名東区にある猪子石小学校をはじめ名古屋市立の小学校では、近年、とくに問題となっているいじめについての基本方針を打ち出し、いじめ防止策として以下のような対策を講じています。
①基本理念
●すべての児童が安心して学校生活を送り、さまざまな活動に取り組めるよう、学校内外を問わずいじめがおこなわれないようにする
●すべての児童がいじめをおこなわず、いじめを認識しながら放置することのないよう理解を深める
●いじめを受けた児童の生命・心身保護の重要性を認識し、各機関との連携のもと、いじめ問題を克服する
②校内体制
「いじめ等対策委員会」を中心に教職員間の緊密な情報交換や共通理解を図り、一致協力して対応します。
③教職員1人1人の心構え
教職員の言動が児童を傷つけたり、ほかの児童によるいじめを助長したりすることのないよう指導の在り方に細心の注意を払い、児童とふれあう時間をできる限り多く取るようにします。
④未然防止の取り組み
心の通じ合うコミュニケーション能力を育み、規則正しい態度で授業や行事に参加・活躍できるような授業づくり、集団づくりをおこないます。
また互いの違いを認め合うことにより多様性を認め、そのなかで相互に補い合い、互いを認め合える人間関係・学校風土をつくります。
⑤早期発見の取り組み
子どもをきめ細かく見守り、アンケート調査、教育相談における面談などによって日常の児童の様子を把握することに努めます。
⑥いじめに対する措置
教職員全員の共通理解のもと、保護者の協力を得て教育委員会・関係機関などと連携して対応にあたります。
その他の対策
上記のほか⑦子ども応援委員会との連携⑧校内研修の実施⑨学校評価の実施といった万全の体制のもと、各小学校でいじめ防止に取り組んでいるようです。
猪子石小学校の概要
●所在地:愛知県名古屋市名東区猪子石2-1201
●交通アクセス:「猪子石小学校」バス停から徒約5分
●児童数:446名(2020年度)
●教員数:25名(2020年度)
●学区:猪野高台1丁目・猪子石1丁目から3丁目・文教台1丁目・文教台2丁目
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名東区にある猪子石小学校の発達障害通級指導教室「サポーレ」とは?
名古屋市内にはいくつかの通級指導教室がありますが、名東区の猪子石小学校には発達障害通級指導教室「サポーレ」があります。
対象となるのは、通常の学級での学習におおむね参加でき、一部特別な指導を必要とする子どもたち。
たとえば、以下のような個性を持つ子どもたちが指導を受け、学級のなかで落ち着いて学習したり、友だちと好ましい関わり方をしたりできるよう、子どもたちに寄り添いながら指導・支援しています。
発達障害通級指導教室「サポーレ」にはどんな子どもたちがいる?
●友だちとトラブルが多い子ども
●読み書きが苦手な子ども
●聞き誤りや聞き返しが多い子ども
●不注意でものを忘れたりなくしたりしやすい子ども
●気持ちのコントロールが難しい子ども
●落ち着きがなく集中することが難しい子ども
猪子石小学校の発達障害通級指導教室「サポーレ」での指導とは?
発達障害通級指導教室「サポーレ」でおこなわれている具体的な指導としては、以下のようなものがあります。
●週に1時間から2時間程度の個別指導
●緊張や不安のある子どもに、安心感を持って学校生活が送れるよう支援
●「できた」という達成感を与え、意欲を持って学習に取り組めるよう支援
●集団生活に必要なルールや友だちとの関わり方を学ぶ
●読み、書き、計算などの基本的な学力を補充
●1対1の関係を深め、安心できる場をつくることで、自分の悩みを話せるようにする
通常の学級で学んでいる子どもたちのなかに、本人なりに努力しても、うまく力を発揮できず困っている子どもがいるのは事実。
子どもたちが自分らしく楽しみながら充実した小学校生活を送れるようサポートしてくれる猪子石小学校の発達障害通級指導教室「サポーレ」は、そうした子どもたちの大切な居場所になっているようですね。
猪子石小学校に通っていれば、自分の子どもに心配ごとや気になることがあったときも、担任の先生に気軽に相談できるのは助かります。
また猪子石小学校に在籍していない場合も、その他の小学校の教頭先生と相談のうえ「サポーレ」で指導を受けることもできるようです。
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まとめ
今回は名東区にある名古屋市立猪子石小学校の沿革やいじめ防止策、発達障害通級指導教室「サポーレ」の情報をまとめてお届けしました。
猪子石小学校は、明治6年にできた香流小学校から分校され、昭和16年から昭和20年におよぶ長い戦争を経て発展し、昭和48年に独立開校した歴史ある小学校なのですね。
また猪子石小学校の発達障害通級指導教室「サポーレ」は、さまざまな個性を持つ子どもたちが、のびのび学んだり友だちとの関わり方を習得したりするのにとても心強い取り組みとなっています。
名東区へ転居するなら、子どもたちが安心して通える猪子石小学校の学区に絞って物件を探してみるのもおすすめですよ。
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